ハム男、永眠す の巻

姉さん女房
14.04.07
ある日の朝、いつもの様に起きてお弁当を作りせわしく息子を送り出した後、いつもの様にハム男ハウスを覗いてみると、いつもの様に丸くなって寝ているハム男がいつもとは違う事に気付きました。

「ハム…男?…。」」
その時悟ったのです。ああ、天に召されたのだなと。
冷たくなったその身体を、真新しい白いタオルハンカチを布団にして寝かせました。スヤスヤと眠るような横顔…。

その日帰宅した息子はその姿を見てすぐに悟り、言いました。
「なんか眠っとるみたいやね。ばあちゃんもこがん感じやったね。」
私も同じ事を思っていたのです。

「俺はハム男にとって、いい飼い主やったやろうか。」
友達とうまくいかなかった時期にハム男の存在に癒されていた息子は、ハム男の身体を優しく撫でながら言いました。
「そう思うよ。」

『もう、君は僕がいなくても大丈夫だよ。』
ハム男は少し成長した息子に、安心して旅立っていったのかもしれません。

4月、新しい季節の始まりです。