震災の後で… の巻

姉さん女房
16.05.10
熊本地方を震源とする地震により被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

正直、あれから何を思いどう表現すればよいのかわからなくなっていました。何処に住んでいても、いつ何が起きてもおかしくないなというのが実感です。一体自分に何が出来るのだろうかと考えながらも、夜は明け日常はやって来ます。

そんな中、変化した事がひとつ…。

次男は、歯磨き時に水道をチョロチョロと出しっぱなしにする癖がありました。注意はしていたのですが、癖というのはなかなか治りません。うるさく言うのもこちらにもエネルギーが要るし、この子も社会に揉まれながら一生懸命働いているのだから多少の事は目をつむろうと黙認していました。しかし震災の後、思う所があり問いかけてみたのです。

「今回の地震で、沢山の人が水や物資を必要としている。それに比べれば、我々は何の被害もなく普段通りに生活できる。それはとても幸せな事だと思う。今、水がとても必要な人達がいるのだとすれば、あなたはその無駄に流れる水を見て何か感じる事はないか。直接何かをしに行く事は出来ないが、今我々に出来る事は、例え小さな事でもそんな意識を持つ事ではないのか。」と。

翌日から彼は、水の出しっぱなしを止めました。と同時に、朝シャンの時の水からお湯に変わるまでの捨て水をバケツに溜めるようになりました。何かが起こる事で意識や価値観が変わる事ってあります。でももうお願いだから、あのような大きな災害はどうか起こらないで欲しいと、本当に心の底から思うのでした。