ぴんぴんころり の巻

姉さん女房
18.10.04
あの暑かった夏は過ぎて、朝晩はかなり涼しくなってきましたね。
 
私事ですが…
先月下旬父が永眠致しました。享年87歳。ある朝倒れてから2週間後の旅立ちでした。

ぴんぴんころりとはまさにこの事で、前の晩までテレビを観ながら好きな焼酎を呑み、タバコをプカプカ吸って「じゃ、もう寝る」と言って寝たそうです。
最後を看取ることはできませんでしたが、知らせを受けて実家に行き、顔にかけられた白い布を捲ると、穏やかな顔して寝ていました。

その穏やかな顔…の口元にはタバコが銜えられており(ワンピースのサンジのごとく)、「タバコが好きやったけんね、やっぱ銜えとかんばね」と姉。
そして、入院した時は入れ歯を外していたので、亡くなって家に戻ってきた後に、硬直した口をウガウガと開けてなんとかはめ込んだという入れ歯だったらしいのですが、今度は閉まりきらずに前歯が上唇に引っかかって覗いていて、その口元は何だかニヤリとしていて、笑っているようにも見えるのです。
我が家はいつもこんな感じです。悲しみの中にも笑いを忘れないのです。

まあ、我が儘な人でした。
生涯を自分の好きなように生きてきた人だから、そのニヤリもまた父らしくていいやと思いました。
今はあの世で、先に逝った母と飼っていた歴代3匹の犬達と仲良くやっている事と思います。

通夜や葬式というあわただしい非日常の中では、実家で私の古〜い写真を見つけた息子が「母さん若ぇ〜w」と言った事、久々に会った2つ上の従兄弟がえらいオッサンになっていた事(若い頃は竹の子族やってた(知ってる?))、小さい頃、おばちゃんちで初めて食べたオムライスに感動した話、35年ぶりに会った年下の従兄妹が、「○○姉ちゃん〜」と涙ぐんで抱きついてきて、思わずもらい泣きしてしまったことなど、色々ありました。

お父ちゃん、お母ちゃん、どうか私達の事を見守っていて下さい。       
合掌