タイガーマスクの正体は? の巻

姉さん女房
20.12.21
いやぁ先週は寒かった。これぞ冬という感じだった。

さて、今年に入りコロナが流行り始めてからマスクが必需品になった頃、
巷ではマスクの品切れが続いていた。
昨年は山と積まれたディスカウントストアのコーナーには一つも無く(いやコーナーすら無い)、フリマアプリでは高額な取引がされるという異常な事態が発生していた。

そんなある日、仕事から帰って玄関のドアを開けて入ると可愛らしい封筒がぽとりと一つ落ちていた。
宛名は書いてなく差出人は不明。
「???」と思って封を開けると、中には新しいセロファンの袋に一つずつ丁寧に入れられた、綺麗なレース生地と可愛い花柄生地の手作りマスクが2枚。
「作ってみたので使ってください。〇〇より」という短いメッセージとともに。

まあ何ということでしょう。(劇的ビフォーアフター風、私の目はキラキラ)なんですかこの感じ。
ほら前にあったでしょう。
タイガーマスク(の伊達直人?)と名乗る人物が黙ってランドセルを施設に送るという心優しい出来事が。
それに近い感じだわ。予告もなしに善意が人を動かしているこの感じ。
近所に住んでいながら、子どもがすっかり大きくなってからはなかなか顔を合わせる事もなくなったいわゆるママ友達が(どうかしたら1年以上会わない事もある)、わざわざ持ってきてくれたのねと思うと何だか涙がちょちょぎれちゃうじゃない。
電話、電話しなきゃ、あれ、えーとえーと、電話番号これだったかしら。
ピ・ポ・パ。「もしもーしありがとおぉ〜〜。
早速明日から愛用するけぇぇぇん!」とお礼を言った。

数日後、その心優しきタイガーマスクとスーパーでばったり会った(会わない時は全く会わないのに不思議なものだ)。
勿論マスク着用しているもんだから(その日はレース柄)「わー!わー!似合う似合う!」「でしょー!でしょー!」と、一緒に買物に来ていた彼女の娘さんも一緒になってはしゃぐ始末。(娘さんもすっかり大人になっておばちゃんは感慨深い)
するとまたその数日後、追加のマスクがぽとりと投函されていた。
ふふふ。今度は長崎らしくおくんちの手ぬぐいで製作されたものだった。
なんて粋で乙な柄なの。
裁縫というジャンルに全くセンスの無い私はちょちょいと縫えちゃう人を本当に尊敬する。

そんなこんなで優しいマスクのお蔭で肌荒れをすることもなく過ごせている。
感謝なのだ。