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低身長について

木下 英一
  (きのした えいいち)
きのしたこどもクリニック  院長
〒852-8501 長崎市住吉町3-11-204
TEL 095-847-2001

きのしたこどもクリニック

 低身長とは?
 「低身長」とは、身長が同性同年齢の子供の平均と比べて-2SD以下の場合と定義されます。また、身長速度(身長の年間伸び率)が同性同年齢の子どもの平均に比べて-1.5SD以下を「成長障害」と呼びます。
 SD(標準偏差)とは、身長のバラツキの程度を表す言葉で、全体の95%が「+2SD」から「-2SD]の間に入りますので、100人いれば1人〜2人は必ず低身長の定義に当てはまることになります。
 原因は?
  低身長の原因にはさまざまなものがありますが、まず、子どもの成長を調節する成長ホルモン(GH)や甲状腺ホルモンの不足が重要です。このふたつは、適切な治療によって正常な身長に近づけることが出来るからです。
 その他、骨の病気や染色体の異常、心理社会的要因などがありますし、病気とは考えられない体質的な低身長もあります。
 子どもの成長(身長)は、栄養、生活環境、運動などさまざまなもので影響をうけますが、基本的にはご両親の遺伝的要因によってきめられています。
 ちなみに、ご両親の身長からみたお子さんの予想身長は、
◆男子の場合・・・(お父さんの身長+お母さんの身長+13cm)÷2
◆女子の場合・・・(お母さんの身長+お父さんの身長-13cm)÷2
で計算できます。
  このように、低身長はいろんな原因によっておこり、身長が低いからといってすべてが病気ということではありませんが、低身長の原因を検査することで、脳腫瘍など隠れている重要な病気が見つかることもありますので、検査をうけることは大切です。
 学年で1番前とか、学年があがるたびに席順が前になる場合には、低身長や成長障害の可能性がありますので、専門医に相談することをお勧めします。
 診断・治療について
 GH治療は、現在、低身長に対する唯一の内科的治療法で、低身長で悩んでいる多くのお子さんたちにとって福音となっています。
 しかし、いつかは伸びるだろうと思っているうちに思春期が始まり大人の骨になってしまってからではGH治療の効果はありませんので、できるだけ早い段階(小学校低学年位まで)での受診をお勧めします。

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