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A くも膜とは脳の表面を覆う薄い透明の膜です。
この膜と脳との間のクモ膜下腔というすき間に何らかの原因で出血したものがくも膜下出血です。その最も多い原因は「脳動脈瘤の破裂」で約80%を占めるといわれています。
クモ膜下出血の典型的症状は経験したことのないような突然の激しい頭痛です。
そのほか悪心、嘔吐を伴うことが多く程度によってはそのまま意識をなくすこともあります。
前兆は特殊な場合を除いてありません。
くも膜下出血は出血するまでは症状が現れないという点が恐ろしい病気です。
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A 原因が脳動脈瘤によるくも膜下出血の場合は、
性別では女性が男性の2倍ほど多くなっています
発症の平均年齢は約60歳
生活習慣では喫煙と過度の飲酒が関係ありといわれています。
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A 症状からくも膜下出血が疑われたら検査で診断をつけます。
出血後早期であれば頭部CTで診断がつきます。
特に数時間以内なら今のCTの性能では95%診断可能といわれています。
しかし、時間がたつとCTで分からなくなります。
そういう時には以前は腰椎穿刺を行うしかありませんでした。
ところが最近はMRIで数日経過したくも膜下出血の診断が付けられるようになりました。
※腰椎穿刺とは腰から注射針を刺して「脳脊髄液」を採取し、出血の有無を調べる方法です。
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A くも膜下出血の治療法はその状態に応じて種々あります。
重要なのは出血の原因が破裂脳動脈瘤の場合、再出血の予防が必要ということです。
くも膜下出血は再発するたびに重症化するからです。そしてその方法は手術しかありません。手術は開頭術(クリッピング)もしくは血管内手術(コイルによる瘤内塞栓術)より選択して行われます。
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A くも膜下出血を予期することは困難ですので予防方法はありません。
くも膜下出血の原因の80%を占める脳動脈瘤を見つけることで完全ではありませんが、
目的を達成することはできます。それには脳ドックで対応できると思われます。
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A 脳ドックが対象とする病気は脳動脈瘤のほかにいろいろ含まれます(脳卒中、脳腫瘍、認知症など)。
受診対象年齢は脳ドック学会のガイドラインでは中高齢者が対象として望ましいとなっています。
検査内容はMRI検査、高次脳機能検査、血液生化学検査、心電図検査、超音波検査が推奨されています。
検査時間は施設によって一日から一泊二日など異なります。
料金は施設で違います。(脳ドックだけなら3万円前後です)。
脳ドックについては、脳神経外科もしくは神経内科を備えた医療施設にお問合わせください。 |