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「尿モレ」について


松尾 敦

(まつお あつし)

まつお産科・婦人科クリニック院長
長崎市石神町 1-19
Tel & FAX:095-845-1721
まつお産科・婦人科クリニック

 「尿モレ」すなわち「尿失禁」とは、「トイレ以外での尿の排出」のことをいいます。一般に、その他の病気のない健康な女性における尿失禁の頻度は30歳台より増加し、およそ15〜30%程度の女性に認められるといわれています。

「尿失禁」は、原因により様々に分類されますが、その中でも中高年以降の婦人に多く認められ、最も頻度が高いのは「腹圧性尿失禁」(約80%)といい、重いものを持ち上げたり、せきやくしゃみ、階段の昇降時などの、おなかに力が入ったときに尿が漏れるといった症状の方が当てはまります。
原因は、お産(経膣分娩)やホルモンバランスの変化により女性の骨盤底の筋肉がゆるんでしまうために起こります。
治療は薬物療法や手術療法から膣内に挿入する簡単な器具などもありますが、軽症〜中程度の「腹圧性失禁」では、まず、ゆるんだ骨盤底筋の訓練が基本となります。

骨盤底筋の訓練は、骨盤内の筋肉(おもに肛門挙筋と尿道括約筋)の強化を目的とします。
まず、意識的に肛門さらに膣を3〜5秒間ほど閉じて、骨盤底筋を収縮させるとともに、外陰部をお腹の中に吸い上げる感じで締め上げ、ついで弛緩させる動作を1日50回程度行うものです。
その他、骨盤底筋の体操もありますので、組み合わせるとより効果的でしょう。

それでも改善しない場合は、治療を必要とすることがあり、また、個人の判断では有効な体操になっていない場合もありますので、お近くの産婦人科にかかりアドバイスを受けられることをおすすめします。

骨盤底筋体操の代表的姿勢

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