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線維筋痛症とは? 全身の広範囲に慢性的な痛みを主症状とする病気です。
どんな人に起こる? アメリカでは、人口の4%程度の有病率と言われています。日本では平成15年度厚生労働科学研究特別研究事業「線維筋痛症の実態調査に基づいた疾患概念の確立に関する研究」平成16年4月発表の報告書によると、リウマチ登録医対象全国疫学調査結果より、推定で16万1000人、一般人口1000人あたり1.3人と推計されていますが、実際はこれ以上になるものと思われるということです。
男性や子供でも発病することがありますが、男女比は、男性1人に対して女性3〜4.8人と女性に多く、また、多くは中高年発症です。
自覚症状は? 主な症状は長期間持続する全身の疼痛とこわばりですが、特徴的なのは、多数の圧痛点があることです。
慢性的な疼痛に悩む患者さんを診察した場合、滑膜炎、筋炎などの合併がなく、アメリカリウマチ学会による1990年発表の分類基準により、全身の18箇所の圧痛点部のうち11箇所以上の圧痛部位のあるものを線維筋痛症と分類します。
痛む場所は一箇所のこともあれば、全身や広範囲のこともあり、徐々に増えたり、移動したりします
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痛みの程度も軽度のこわばり程度から、激しく耐え難い痛みのこともありますが、激しい痛みが突然全身を襲うことは稀なようです。随伴症状として、倦怠感、睡眠障害、頭痛、過敏性腸炎、レイノー病様症状、うつ病、不安症状などが上げられます。
何科にかかればいい? 前記の研究報告書によると、日本心身医学会認定医に対するアンケート調査において、「線維筋痛症の臨床はどの専門領域の医師が担当すべきか?(複数回答可)」の問いに心療内科医53%、内科系リウマチ専門医48%、整形外科系リウマチ専門医22%という結果となっています。
予防法は? 原因がまだ未解明のため、予防することもできません。発症誘因として、感冒、肉体的・身体的ストレス、事故、手術などがありますので、これらを避けるのがひとつの予防法と思われます。
治療の基本は病気を理解し、受け入れることであり、早期診断、早期治療が悪化を防ぐといわれていますので、怪しいと思ったら、まずはかかりつけの医師に相談してみてください。
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