暮らしのレシピ 05/11/10
フレッシュ、フルーティーな味わい

ボジョレーヌーヴォー

さかい酒舎 境 秀利

いまさら紹介するまでもなく有名になったボジョレーヌーヴォー。
11月の第3木曜、今年は17日が解禁日で、ヌーヴォー商戦も活発になってきました。

ボジョレーの地区は、フランス、ブルゴーニュの最南端に位置しており、その土壌は花崗岩土壌で、これに適した品種であるガメイ種を主に栽培しており、新鮮でフルーティーな、軽く飲みやすい赤ワインが主につくられています。
とはいっても、ヌーヴォーだけがボジョレーワインではありません。AOC法によって3つのクラスに分けられます。

◆クリュ・ボジョレー
 ボージョレーの特別銘柄で、次の10のクリュ(畑)があります。
   フルルイ  シェナス  シルーブル  コート・ド・ブルイイ  フルーリー
   ジュリエナス  モルゴン  ムーラン・ナ・ヴァン  レニエ  サン・ダムール
 これらのワインは数年熟成させてからその良さが十分に楽しめるワインです。
 そのため、最低でも収穫の翌春を待たなければクリュワインは味わえません。

◆ボージョレーヴィラージュ
 クリュ・ボージョレーを取り囲む38の村に広がり、ボージョレー全生産量の25%を占めています。 個々の村名を名乗らず、ヴィラージュという名を使います。
 その一部が、ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーとして販売されます。

◆ボージョレー
 上の2つの地区を除く最も畑が広く、生産量も多い地区で、その3分の2の量がヌーヴォーとして
 出荷されます。

ボージョレーヌーヴォーは、ガメイ種を用いてマセラシオンカルボニック法(MC法)により、軽くフルーティーに仕上げた赤ワインで、その秋に収穫したぶどうにより、できたてのワインを味わうものです。

2003年は、「百年に一度」というコピーで、大ブレークし、昨年は伸び悩みましたが、今年はブルゴーニュのぶどうが全体的にすばらしく、とても期待できそうです。

また、ここ数年、品質の高いヴィラージュのヌーヴォーを求める人が増えてきています。
ぜひ、今年はワンランク上のヌーヴォーを試してみてはいかがでしょう。
フレッシュさの中にコクがあり、調和のとれたまろやかな美味しさを味わうことができるでしょう。





















【おすすめのボジョレーヌーヴォーは?】

ルイテット ボジョレーヌーヴォー

 100年ほど前にフランスのボジョレー村で流通していた伝統的なポットという透明ボトルに詰められており、手づくり風のラベルにもまたこだわりが感じられます。
フレッシュで気軽に飲める味わいのヌーヴォーです。


ルイテット ボジョレーヴィラージュヌーヴォー
キュヴェ サントネール

 サントネールとは、100年という意味で、このワイン、樹齢100年の葡萄からつくられています。
しかも濾過も清澄もしていません。
このワインのためだけに手入れを行う、特別な畑からの貴重なヌーヴォーです。


ドメーヌシャサーニュ
ボジョレーヴィラージュヌーヴォー

CONCOURS DES 2 BOITEILLES(ボジョレーのコンクール)で、第1位になった生産者が、ヴィラージュで最高の村とされるランティニエ村で、清澄も濾過もせず作るヌーヴォーです。

  【ルイテット キュヴェ サントネルの畑】
樹齢100-110年のガメイの樹。樹齢が古くなるほど収穫量は落ちますが、逆に収穫される葡萄のクオリティははるかに上がります。


 【ドメーヌ シャサーヌ 収穫のようす】
やはり手摘みで収穫することが重要です。手摘みの場合葡萄の完熟状況をチェックしながらの収穫ができますので、最終的な品質に大きく関わってきます。
                               さかや
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