暮らしのレシピ 05/12/21

 ステキなお客様になるために

森 美輪 

早いもので師走に入り忘年会シーズンに突入しました。
大変僭越かとは思いますが、お店側の立場から、こういうことをしない方がいいなーと私が思うことを、独断と偏見でまとめてみました。
ご参考にしていただければ幸いです。

1 お店へ予約の電話を入れる際には
  来られる日にち、曜日、時間、人数、料理内容など簡潔に言って下さると助かる。
  社用の方は個人名だけでなく、会社名も告げる。
  接待のときはそのことも含めてお店の人に伝えると気遣ってもらえる。
  あと、お店の場所がわからないときは、事前にファックスで地図を送ってもらうなどすると
  いいと思う。

2 お店に合った服装で出かける。服装イコール招待して下さった方への感謝と敬意を表す
  と思うので、あまりにも極端な軽装、たとえば短パン(冬場はないと思うけど・・)
  かかとのない靴、素足、Tシャツなどは避けたほうがいいと思う。
  清潔感のあるきちんとした服装が好ましい。

3 料理の味をわからなくしてしまうようなきつい香水をつけたり、きつい香りのタバコや
  葉巻を吸わない。一度、バニラの香りの葉巻を吸われているお客様がいらしてとても
  困ったことがある。

4 お座敷の場合、お料理をお出しする通路や出入り口、お席の脇にどっかーんと大荷物
  を置いたり、お洋服を置いたりしない。

5 お店の仲居さんや女将さんにお酒をおすすめする際、杯洗が無い場合は自分の使っている
  グラスやお猪口を使ってすすめない。
  潔癖症とか冷たい人と思われるかもしれないけれど
  『一杯いかがですか?よろしかったら、グラスとお猪口も持って来て下さいね。』と言って
  下さるお客様は本当に有難いと思う。
  せっかくのご好意なのにこんなことを言いまして申し訳ありません。

6 そのお店のママさんや女将さんがお客様のお部屋にごあいさつに伺った際、
  顔もまともに見ない  うちに、『あ、ねーさん。ちょうど良かった、氷とお水持って来て!』
  と言ったり、最後まで、視線も合わせず無視される方がいらっしゃる。
  着物を着て、髪型も整えて出てきているのに・・とがっかりしてしまう。
  お店の人に対しても余裕のあるゆったりした対応のできる方はステキだと思う。

7 女性の方に多いのだけど、お会計のときになって7人も8人も並んで一人ずつ支払うと
  おっしゃることが多い。特に夜の場合接待などで、お急ぎのお客様もいらっしゃるので、
  できれば事前に割り勘して頂いて、一人の方が支払って下さるととても助かる。
  
  あと、支払い方法についてレジの前で話し合わない。

8 お子様連れのときは、言うまでも無く他のお客様のご迷惑にならないように騒いだり
  しないように注意をする。けがをしたり危ないことをしないように目を離さないようにする。

9 閉店時間を守る。

10体調に気をつけて泥酔されないよう気をつける。

以上、勝手なことばかり申し上げましたがご参考にして頂けたら・・光栄です。

 【筆者プロフィール】
森 美輪 (もり みわ)

元全日空国際線スチュワーデス
インターナショナルエアアカデミー長崎校非常勤講師
著書『輪ハッハッハ・・・』(株式会社 文芸社)